ついにこの日が来てしまった…!
ということで、D新劇場版の世界最速試写会が東京でありました!声優さんの舞台挨拶もあるイベントで、不安半分楽しみ半分で会場へ。
だいたいの感想はツイッターでも上げたんですが、ここではより詳しく、ネタバレしながら感想書きたいと思います。公開されるまでは内容知りたくないんだからなっ!って場合は読まないでくださいね。
では、以下隠しときます。
ちなみに、私は基本オリジナルキャストの声優さんが好きです。新劇場版の声優さんには点数が辛くなることをご了承ください。これはもう、新キャストさんどうこうではなく、ただただ私の問題です(苦笑)そんで、クソ長い感想になると思いますので、覚悟して開けてください★
まず、全体の感想として。5点満点でこのアニメを評価するとしたら、私は2.5点をつけます。
内訳:映像4.5点、音声-2点。合計で2.5点。
上記の評価に私の言いたいことは全て注ぎ込まれているのですが(笑)
とにかく映像はめちゃめちゃ良かった!キレイ!啓介が格好可愛い!!男前!美人!素敵!きゃあああvv(?)
3rdの時もシナリオはともかく絵は綺麗だなーって思ってて、やっぱ劇場版になると絵が綺麗になるんですかね?アニメに詳しい友人から「サンジゲンさんだから作画は保証します」と言われてたんですが、本当にそうだった!文句なしに綺麗だった(幸)
ただ、啓介がめっちゃカッコ可愛かったせいか、アニキの存在感が薄いです。オーラがない。その辺の人っぽい…。
あと、やっぱり車ですよ。車!1stの時にポリゴンカクカクだった車が超格好良く走ってるよっ!!あの私が一番好きな状態のFDがホント綺麗に生まれ変わってギャギャギャギャ走り回っているのを見ると、これを見るために1000円くらいなら出せる!って思えました(うっとり)。特に秀逸だったのが、アニキと啓介のパラレルドリのシーン!めっちゃ格好良かった~あのシーンばっかりリフレインで何回も見れるくらい好き(はあと)
あと、しげの絵の感じをだそう!とサンジゲンさん頑張ったみたいで、車の背後に「しげの粉」が飛ぶようになってました(笑)サンジゲンさんではしげの絵のタッチを総称して「Dタッチ」と言ってるらしく(笑)イロイロとこだわって作られたんだなあってことが分かりました☆
で、こっから音声っつーか、声の感想なんですが。
まず、啓介の声。これはなーもう金さん(@銀魂)のイメージがついてまわって違和感バリバリ!普通のトーンで喋ってるシーンの違和感たるや泣きそうでした。でも、叫んでるシーン(例:くそったれが!)はイメージに近かったです!私の好きな感じ!なので「もう無理!絶対何が何でもむーりー!」とかにはならなかったです。「関さん…(泣)」とそっと涙をぬぐう感じ?(苦笑)
一方のアニキの声は…違和感がどう、とか以前に声にオーラがない。普通の声すぎる。埋もれちゃって、聞き分けするのも難しい。小野くんもっとがんばれー!(汗)
あと拓海くんは、ちょっと声が高くなったかな。そんで、朴訥としたところが減って今どきの高校生っぽくなってました。樹はやっぱ岩田さんのほうが上手だったな。池谷先輩は声が老けてるので最初に聞いたときGSの店長が喋ってるのかと思いました(^^;)
そして、今回だれよりなにより違和感なのが、文太さん!!!!サンジのイメージがあまりにも強くて…ちゃらいおっちゃんになってしまった(+_+)拓海くんもちゃらくなったので、すっかりチャらい親子に(泣)
予告編で感じた感覚はやっぱり最後まで引きずっちゃうんだなあ。まあ、でも初見の印象って、直感の感想なのでやっぱりそれが私の根本的な印象っていうか、感想なのかなと思います。
あと気になったのは、中里。諏訪部さんなんですが、やっぱりイイ声の無駄使いだと思いました…。なんで諏訪部にした…他にもいただろうに適任の人ー!
あ、ちなみになつきちゃんはOKな声でした。なつきちゃんは作画からしてエロさ倍増!って感じで(水着もビキニだったし)、可愛さよりもエロさを前面に押し出す感じです(笑)でも、まだパパが居ることは明らかにされてませんでしたけどね。どうするのかなーいなかったことにするのかな。3部作で、どこまで書くかわかりませんがこのペースだとアニキ戦までかなって思うので、そうなるとなつきちゃんのパパ問題は描かなくても大筋に影響はないし、描かないっていうのも一つの手なのかな…と思ったりしました。
で、そんなストーリーっつか、脚本の話。
えっと、個人的には声の次にイラっとしたのはこの脚本です。
まず、大前提として60分は短い。どうして90分の作品を作れなかったのか?お金の問題?何の問題?…よくわかりませんが…60分しかなくて、アニメ版で言うところの1~5話+7話の一部までやってるので、そりゃあ凝縮しすぎだろ、と思うわけです…そのい枠に無理やり合わせるためにいろんなところで内容を削ったり改変したりしてて、それがイラっとするわけです。原作スキーとしてはっ!!(前のめりで)
まず最初に、GSの店長がハチロクとすれ違うはずのところで、池谷先輩が「ハチロクとFDがバトルしてるところに遭遇する」に変えられてて、はあああ?!ってなりました…。なんで啓介が明け方に秋名走ってるんだよ!交流戦前ですよ!?とか。そしてその後、4輪ドリフト見せつけられて抜かされて呆然としてる啓介に池谷先輩が話しかけるっていう「え?池啓!?」みたいなシーンとかさ…なにこれ!こんな話だっけイニDって!?と思ったところに出てくるアニキの存在感のなさとそっけなさよ!!!!
後ほど啓介がアニキの部屋に行ってハチロクの話をするんですけど、そのシーンのアニキの態度がすごい、そっけないのですよ!啓介を全然見ないの!チガウ!そうじゃない!ここはピンク色をバックに兄弟が見つめ合うシーンでしょおおおおお!!!!と、心の中で叫ぶ私。危うく口から出そうになるくらい「チガウ!」って思いましたよ…。ま、このシーンの良かった点としてアニキノベットに寝転がる(つか、グラビアモデルポーズ?)啓介とか、置いてある医学書パラパラめくって「全然わかんねえ」って言う啓介とか、普通サイズの部屋にリフォームされてるアニキの部屋とか(ドアも普通のドアだったはず)。そういうのもあったんですが…なんにせよ、アニキの啓介への態度が納得でき無さ過ぎて異議あり!って感じでした(ため息)
他にも、啓介のバトル終わり(4連ヘアピンで抜かれたあと)で、原作では止まらずに帰っちゃった拓海ほっといて、アニキと二人でなんで負けたかを検証して「くそっ!」ってガードレールにあたる可愛い啓介が見れるわけですが、そこも無くて、代わりに(?)啓介は拓海くん追っかけていって途中で車停めさせて「走るのが好きなら、それが走り屋だ!」って話をそこでしちゃうんです…ちがう!そうじゃないっ!そこはGT-Rと走るって聞いて、攻略ポイント教えてあげようと思って行ったのにどうでもいいみたいな返しされてプンプンして言うセリフなの!こんなところで言っちゃだめなんだからー!!!!(叫)
はあはあ…もう、そういう感じで、細かいところが色々違っていて、大筋はいいんだけど、個人的にはとてもイライラしましたww
啓介GSに二回来るしさ、池谷先輩の心配しちゃったりしてるしさ、なんならアニキの言うセリフ「カスぞろいだ!」を運転中の啓介が言うしさ!!!!!そういう部分部分で啓介っぽくない動きを色々してて、違和感が拭えないんですよね。時間が短いことに起因する改変だと思うので、とても残念。そんなふうに変えられるくらいなら、ただ削るだけのほうがまだましだったと思うのです…。
そんなこんなで、私の感想は「めっちゃ悪くないけ()ど、良くもない映画」って感想なんです。
やりたいことが見えないというか…どうして今、新しいのを作ったの?というのがよくわからない映画になっちゃったなあって思います。
ただ、落ち着いて考えると、こんなイライラする一つのポイントは私が涼啓だからっていうのもあると思います(笑)とにかく、アニキがそっけないんですよー。啓介は結構、アニキアニキ言ってなついてるんですけど、アニキの態度が納得できんのです。もっと啓介に甘いよアニキは!メロメロなんだよその男は啓介に!!!!!と思って納得できないんですよね(苦笑)ほんと、兄弟の絡みの美味しいところがたくさん削られてて、兄弟クラスタさんは納得いかないんじゃないかなーと思います。
でも、反対にWエースクラスタさんは、もしかしたら、映画版のほうが楽しいかも!
原作にない絡みがあるので☆それに、映画での描き方だと啓介はめっちゃ拓海くんを意識してて、すごい追っかけてる風に描かれてるので!(笑)そういう面でもWエースすきーの人は萌えどころが増えて楽しいかなあと思いました。
取りあえず、初回の感想としてはそんなもんですかねー。また思い出したこととか、考えたことがあったらオイオイ書きたいと思います★
あ、でもあと一個良かった(おもしろかった)場面あった!樹が持ってる雑誌!!!「ドリフト王子」ってタイトルの雑誌で、高橋兄弟が巻頭特集されています(笑)めっちゃ欲しいよその雑誌!公式グッズで作ってくれないかなー。某電王では、かめちゃんが持ってた雑誌が中身ノートとして売り出されてたから、同じ感じで売ってくれないかな。高橋兄弟の特集を巻頭カラーで2Pくらい口絵っぽくいれてさ、後はノートなの。
私が絵描きさんだったら絶対出してる(笑)