すっかり遅くなりましたが…Dの最終話感想「もやもや編」いきたいと思います!!
コミケ前に書きかけてた分があったのですが、コミケで他の涼啓ファイターさんにお会いし、皆さんが抱えている最終回のモヤモヤをお聞きし、私のモヤモヤも聞いてもらった果てに再度感想を書きなおしました。
どこをどう切っても、あらぶった感想文になってると思うので見る方は覚悟のうえごらんください!(笑)
最終話直前の感想でも書きましたが、やはり「消化不良」の一言に尽きるかと思います。D最終話。
まずやっぱり、拓海くんとハチロクの扱いが悪い!!というのが一番の不満です。私の。
仮にも主人公なんですからよ! もうちょい、ちゃんと描いてあげてよ!というのがほんとにもう(--;) 私が啓介でなく拓海のFANだったらヤンマガ投げてると思うよこの最終回…。
車って、ドライバーにとってとても大事なものだと思うんですよ。 前に拓海くんがハチロクをエンジンブローさせたときも、啓介が罠にかかって足回り壊しちゃった時も、車への愛が描かれてた気がするんです。 それにハチロクをやる、と文太産が言ったとき「来年まで車があれば」云々言われて「おれ、ほんとにこの車気に入ってるんだから」と答えている拓海くんがいて。 もちろん車壊れたとき以外にも、車に話かけちゃったりとかしてるわけですよ啓介も拓海も。自分の車に対する愛があんなに描かれていたのに、ここまで一緒に頑張ってきたハチロクの存在があんまりにもあっさり描かれてて、悔しいのです。私は!(苦笑)
もっと描くべきことがあったはず。もっと描けることがあったはず。
「それから二週間後」で、拓海とハチロクの絆を片付けていいんですか!?
い や よ く な い ! ! !(反語表現)
別にインプレッサみたいな4WDに乗り換えること自体はいいんですよ。ハチロクがエンジンブローしちゃって再起不能というのであればそれも甘んじて受けましょう。でも。それを受け入れるためには「拓海くんがハチロクのエンジンブローをどう受け取ったか・何を思ったか」をもう少し描いて欲しかった。あの原作のカタチでは拓海くんのハチロクに対する愛が見えなさ過ぎて悲しくなってくるのです…。もちろん、二次創作してる身とすれば「そこを妄想すればいいのね!ラジャー!!」って思う心もあるにはあるのですが、それ以上に「一つの作品として終わり方」として、もっと良い結末があったのではないかと思ってしまうのです。
…長年追っかけすぎたFANのゆがんだ愛なのかもしれませんが(苦笑)
私の最終回に対するモヤモヤは主に拓海くんとハチロクに向かっています。
二人(一人と一台?)の絆、という点でまずモヤモヤし、ハチロクが今現在どういう状態にあるのか不明な点、拓海くんが「今後どう生きたいのか」が分からない点が更なるモヤモヤなポイントかなあ。
ハチロクに関しては、不動車になって部品取りとかになったのか、完全廃車でさよなら式をしたのか、いや不動車だけど家の駐車場にまだあるのか。大どんでん返しでエンジ載せ換えないけどオーバーホールするとか(それはさすがに無いか…)、とにかくブローしちゃったハチロクがどうなったのかを知りたかったです。妄想の余地を残す、といえば聞こえはいいですが要は読み手に丸投げってことですよね(-_-;)
あと拓海くんについては、美佳ちゃんに対して「プロになりたい」と発言してましたが、その話も、現状ではどういうプロになるのか不明。峠のセンスは良くても見通しのよいサーキットでは使える技・使えない技があるだろうし。拓海くんの場合、峠オンリーでドラテクを磨いてきており、ブラインドアタックなんて峠でしか使えない技の筆頭みたいなものだし、そのような状況で「プロ」って言われても、レースの世界じゃ難しいんじゃないかなあって思ったりするんですよね。私はラリーが向いてるかな?と今までは思ってたんですが、ラリーって基本タイムトライアルだから拓海くんのような「追い抜かれてから集中する」走りをするタイプには向かない気が最近してきました(^^;)サーキットも、テクニックの質、という点で峠とは異なる技術が要りそうなのでそこの修正がきちんとかけられるならサーキットで戦えると思うのですが、その修正がきく=拓海くんの独自のセンスが表現される面もなくなりそうで微妙なきもしますし…。フォーミュラ系は論外ですしねえ。
なれるプロないじゃん!どうすんの!?
って思ってたら夏コミで他の涼啓さんから「D1があるよ!」といわれて、ああ!!それだ!!!と目からうろこの気分でした(苦笑)ドリフトの技術は安定のステキクオリティですもんね。で、時々GT選手の啓介(これは私の中で確定です!啓介はGT300の選手になるのっ!!)もD1に来ちゃって拓海くんとドリフト対決とかね~!みたいっ!(滾)
…話逸れましたよ(笑)
あと、最後に最大のモヤモヤポイントを書きたいと思います。
それはいつのまにか主人公がアニキになってること(笑…いごとじゃない) 最終回を読んだわが妹は言いました。 「あれ?来週からアニキが主役のイニDが始まるの?」と…。 それくらい、最後はアニキが掻っ攫っていってました。頭文字DのDの意味までアニキが掻っ攫いましたよ!最初ドリフトのDって言ってたのにしげのせんせー。プロDのD=ドリームのD=頭文字DのDという謎の三段論法が展開できそうな最終回でした(遠い目) 某ガンダム種運命の最終回EDロールで主役のシンより先にアスラン・キラのクレジットが流れたときの衝撃に近いものを感じました(苦笑)このDの最終回、EDロール付けるなら流れる順は「アニキ」「啓介」「拓海」の順番ですよ絶対…。それだけアニキが作者に愛されたキャラだったということも言えるし、バリ伝のときのようにのっとり禁止のため殺害、とかされなかっただけ良かったのですが。
ですが…ですがっ(>_<)
シンちゃんのその後もかかれてないし、美佳ちゃんどこ行った?だし、渉さんなんで出ないのとか、細かいところをあげたらもうそれこそ、きりが無いくらいでてくるんですよねー。お話をたたむには、いかんせん話数が少なすぎる。もっと丁寧にたたんで欲しかった。もっと色々とステキな終わり方を模索できたんじゃなかろうかとどうしても思ってしまうのですよね。私の中では「あかんパターンのやつや!」というのが一番の感想なんです(萌部分除く)
「拓海くんとハチロクの話」であるはずの「頭文字D」が、いつのまにか「アニキの夢」の話にすり替わって終了した…って感じで、私は納得いかん!(笑)
このままじゃあとても終われないので、私は来夏の新劇場版公開後に新章連載スタート!を希望します!!!!
100歩譲っても、コミックスで大量加筆してもらえないと納得できないっすよしげの先生!(ケンタ風に)