今日で今週分のアニメ感想もラスト！
では早速いってみたいと思います～。

8話は、プロDが乗りこんでくる～VS恭子のバトル終了(ってか、正確には啓介が追い抜かす)まで。

今回も！原作との細かい違いに！違和感をぬぐいきれません！

特に啓介絡みで、気になるところが多く感じられるのは私が啓介FANだからなんだろうか…。

まず最初に気になりましたのが、全体的に啓介の可愛らしさが足りない。
特に対アニキのとき！

たとえば、アニキに「お前をしごくためにこのコースにした」って言われた時の原作啓介の反応はもっと可愛らしい！「ちぇっ、なんだよそれ…」って唇を尖らせて小さい子のようなのです(萌)
ほかにも、史浩から恭子ちゃんのことを結構可愛い子じゃないか、と言われて「あんなのまだガキじゃねーか。女のうちに入んねーよ」「オレの好みは年上のフェロモン系」って言ってる啓介とか！
あんなのガキって、お前も十分ガキだろう！とか…
年上のフェロモン系ってそれはアニキのこと！？とか！！！
突っ込みどころ満載のセリフが消されている！悲しすぎる…(泣)
さらにバトル開始直前「あれ？って思ったら思い出せ…」とアニキが分かりづらいアドバイスした時も、アニメ版では眉根をよせてちょっときつい表情で「はあ？意味わかんね―」って言ってるんですが、原作では助言の意味が分かんなくてもっとあわあわしてる感じの顔なの！
この説明、字面じゃたいへん伝わりにくいと思うのですが(汗)
極端に言うならアニメ版の啓介はアニキの意味不明な助言に「イラっ」としてるイメージなんですが、原作は「何何？！意味分かんないよアニキ！」って、アニキに聞き返しそうな感じ。でも時間無くて聞き返す暇がなくて、さらにあわあわしてるような(笑)
言ってるセリフはほとんど同じなのにこの差は何のか…(遠い目)
あと恭子ちゃんの車を直してあげるところも、アニメでは「がっかりだぜ！」って言ってそのまま走って行っちゃう→でも機材車持って来てくれる…って流れなんですが…。
これ、観てて違和感なかったですか？
キツイこと言ってフォロー無しで去っちゃって、でもヘルプに来てくれるって…ツンデレって判断すればこれもありなのか？(悩)
このシーン、原作ではもうちょっとちゃんとやり取りがあって「がっかりだ！」ってキツイこと啓介が言った段階で恭子ちゃんが目に涙が浮かんできちゃうのですよ。それを見ちゃった啓介が「これだから女は…」って思いつつ(これもしげのの手書き文字なんですよねー)「まあ、こっちがバトルに入れ込みすぎてるのかもしれないけどさ…そっちはそっちだし」ってフォロー入れるんですよ。
優しい…！(笑)
これ、絶対恭子ちゃんが泣きそうになったの見ちゃったからだと思うんですよ。
泣きそうなの見ちゃったからってフォローするところが啓介の可愛いところなんだヨーvv
アニキなら絶対フォローしてくれなさそうだもん！
で、恭子ちゃんもここで「そんなことない。自分が同じ立場だったらそう思う」って、謝る(？)のですよ。
んで、その結果の機材車出動なわけですよー。
女の子(恭子)が泣きそうになったのを見てなければ、機材車出してまで助けに行ってはあげないと思うの！…というね、原作の流れで行くとなぜ機材車運んでまで直してあげたかがしっくりくるんですが…アニメ版ではやっぱイマイチ唐突過ぎてしっくりこないのよー(>_<)
細かいわ！って言われると思うんですけどね…思うんですけど。
でも、だからこそいちいち違和感あるというか。

もちろん、アニメ版の啓介はアニメ版の啓介で、可愛さが減った分男前度というか、恰好良い感じにはなってるのですがね～(眉根寄せてるシーンもあれが対アニキでなければ「おとこまえだーvv」ってなったよ…)。
恭子ちゃんとのバトル中の啓介の言動はすごい格好よくて良かったし…vv
関智の声はほんと素晴らしすぎる。
「納得いかねーぜアニキ！」とか、アクセル踏む量を調節するときの「えらく難しい！」って悔しそうに言ってるのとか、ステキすぎて転がりましたvv
セリフやシーンに不満があったとしても、やっぱり声の威力というか、声がついて動いてるとキャラクターが生き生きしますよねぇ(萌)

と、ちょっとアニメ版を見直したのもつかの間！

「ザ・違和感」アニキ編に行きたいと思います。
この回のアニキの違和感もほぼ対啓介に関するものなのですが。

原作にちりばめられていたアニキが啓介の思いやっている様子が色々省かれてるの！

たとえば、啓介バトル中、今回の課題アクセルワークについて「プロを目指すなら…」と、啓介の将来を見据えたトレーニングであることを心の中で呟いてるシーンとか！
たとえば啓介を送りだす場面でも。
原作ではもっと会話してるんだぜこの兄弟！
アニキが今回ほとんどアドバイスしなかったのは啓介が一人でどこまで車を仕上げられるか試してたからだって言ってて「何も言わないでおこうと思っていたけど、一つだけ言っておくよ」と言うんです。

そしてその後！
フッと笑って(ここ重要！テストに出ます(？)から！)「あれ？っと思ったら思い出せ…」のアニメのセリフに続くのです。

だから、あのシーンのアニキはアニメ版のようなキリっとした顔ではなく「フッ」って笑って表情が和んでるアニキが正解なのです！(>_<)

プロＤ編に入ってから、啓介と拓海くんそれぞれと会話してるアニキの様子が描かれていますが、断然啓介と喋ってる時のほうがアニキの表情が緩んでるんです。
バトル後はともかく、バトル前やバトル中でも啓介と喋ってるときは表情が和んでることが多い。
アニキ楽しそう。
なのに…なのに…その様子が全く描かれないとはコレいかに！？

もうこれはあれですね、やっぱり原作があまりにも涼啓なのでアニメで放映できない！って判断されたとしか思えないね！(腐)

…とまあ、凉啓的には不満たらたらなのですが(ここ数回ずっとこうだな…)8話自体の全体的な感想は「思ったより恭子編面白いなあ」でした。
たぶん、これは私がモータースポーツをかじったりしてるせいだと思うのですが。
予想外に恭子に感情移入してる自分がいましたよ！(笑)
先行で走りたい気持ちや、走ってる間は意識独占してる！とか…終わりたくない！っていうのも、そうだよねー分かる分かる！ってなりました(笑)「ただ自分の走りを見てほしい」というのは、もしかしたら、啓介がアニキが走る時の気持ちに近いのかも、と思いました。だから啓介も恭子ちゃんの走りにシンパシー感じて心地よく感じたのかな、と思うこの涼啓魂。

やー、しかし、アニメが予想以上にサクサク進んでいっちゃうので(1stの丁寧さが懐かしい…)ちょっと残念。もうちょっと丁寧に描いてくれると良かったのに…。